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2016年05月31日更新

リコー〜複合機・コピー機へ市販回収材の再生プラスチック利用を開始

リコー〜複合機・コピー機へ市販回収材の再生プラスチック利用を開始

ニュースの概要

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、市販回収材(プラスチック製包装容器と家電製品のプラスチック)を原材料に、繰り返し使える再生材を開発し、本年度から発売する複合機に順次搭載していきます。従来から活用している、使用済みリコー製品由来のプラスチック再生材(クローズドリサイクル)に加えて、このたび開発した再生材を活用することにより、複合機におけるプラスチック再生材の搭載率を向上させ、製品製造時に新規投入する資源量の削減の一助とします。
(続きはリンク先をご覧下さい)

引用記事: https://jp.ricoh.com/release/2016/0530_1.html


ニュースの概要

リコーは2016年5月30日のニュースリリースで、プラスチック製包装容器や家電製品に使用されたプラスチック(市販回収材)から繰り返し利用できる再生材を開発し、本年度から発売される複合機・コピー機に順次搭載していくことを発表しました。

これにより複合機に利用される再生材の利用率は高くなり、新規投入する資源の削減が見込まれます。

新たに開発した再生材について

リコーが今回新たに開発した再生材に利用するプラスチック製包装容器や家電製品は、容器包装リサイクル法と家電リサイクル法に基づいて回収されたものとのことです。

再生材というと不純物が多く含まれることやいわゆる使い回しというイメージがありますが、難燃性で強度も高い高品位なプラスチック素材の開発に成功したとのことです。この開発は三菱電機株式会社の子会社である株式会社グリーンサイクルシステムズの技術、新日鉄住金化学株式会社の改質技術に加えて、リコーが持つリサイクル材料評価技術によって達成されました。

劣化にも強い、素材の寿命も大丈夫!

複合機・コピー機の製品ライフサイクルは決して短くありません。リース期限切れに伴って新しい機器を導入する法人ばかりではありませんし、機器の多くはリース切れのあと中古品としても流通します。このため再生材の劣化も気になるところです。

特にプラスチックは再生されるたびに劣化してしまいますが、リコーが長年培ったという独自の加速試験による経年劣化評価基準に則った評価を行い、繰り返し再生しても品質の維持が可能な再生材が誕生しました。

3分野の環境経営〜市販材料の利用がポイント

リコーは「省エネ」「省資源・リサイクル」「汚染予防」の3分野に力を入れた環境経営を進めており、これらの分野においては中長期的な数値目標も掲げています。

「省資源・リサイクル」の分野ではリコー内で完結するようなバイオマス材料の利用や回収材料の利用比率を高める研究開発を続けていたそうです。
しかしこのニュースはリコー内の回収材料再生サイクルでなく、市販材料を利用していることがポイントです。

容器包装リサイクル法や家電リサイクル法にかかる市販材料にまでリサイクルの範囲を広げたことで、この成果は地球環境規模への貢献に繋がるものと言えるのではないでしょうか。

給紙トレイからの利用〜今後拡大の予定

この再生材の利用について、最初は給紙トレイから始まるとのことです。複合機の動作やメンテナンスへの影響ができるだけ少ないところから始めているようですが、今後は他の部品にも再生材が使われるようになるでしょう。

キヤノンのカーボンオフセット施策など、複合機・コピー機を扱う各社の環境への取り組みがどんどん進み、環境に優しいオフィス機器が多くなるといいですね。

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