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2016年05月06日更新

リコーが立体複製画技術を開発〜UV硬化インクで絵画を精密再現

リコーが立体複製画技術を開発〜UV硬化インクで絵画を精密再現

ニュースの概要

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、この度、独自のインクジェット技術を応用して、立体複製画制作技術を開発しました。今年10月から開催される「デトロイト美術館展(東京展)」で販売予定の複製画にこの技術を提供いたします。

引用記事: https://jp.ricoh.com/release/2016/0329_1.html


立体複製画技術とは何か

リコーが印刷機、インクジェットの技術などを応用して立体複製画技術を開発したと報じられました。普段何気なく使っているインクジェット複合機の技術の応用としてとても興味深いですね。

複製画というと、キャンバスを正面から見た外観をそのまま平面の紙に複製することを指しましたが、立体複製画技術を用いると絵の具の盛り上がりやキャンバスの布地、筆のタッチなども複製できる事がポイントです。

これによって絵画の凹凸なども精密に複製することが可能ですから、まさに立体複製画は本物の絵に限りなく近いものとなるでしょう。

UV硬化インクもすごい!

UV硬化インクとは光を当てることで瞬時に硬化して定着するインクのことで、印刷作業の効率化や環境の面からも大変注目されています。

従来のインクの場合、出力のあとインクが乾燥するのを待つ必要があり増したが、UV硬化インクでは出力時にすでに硬化・定着しているため乾燥待ちなどの時間が発生せず作業を効率的に進めることができます。

さらに従来のインクでは印字できなかった素材、樹脂や金属、ガラスといったインクを吸収しないものにも印字が可能です。これは顔料を含むUV硬化素材が紫外線照射によって素材に固着することから実現します。従来のインクのように素材への吸収に頼らない仕組みがこれを実現させているということですね。

環境面から考えても、従来のインクは乾燥待ちの間に揮発性の有機化合物が発生しました。これは作業環境や自然環境に対して与える影響から考えると決して好ましいものとは言えませんでしたが、UV硬化インクの場合はUV照射によって素材が瞬時に固まるため、揮発性有機化合物の発生も少なく抑えられます。

立体複製画技術を見るチャンスがあります

リコーは2016年10月7日〜2017年1月21日まで上野の森美術館で開催されるデトロイト美術館展に特別協賛しており、販売される複製画に立体複製画技術を提供するとのことです。

さらに複製画に直接触れて立体的な造形を感じられる機会も設けるとのことですから、見逃せません。

触ることができる立体複製画ですから、本物の絵に触れることと同じです。上にも書いたとおり、再現された絵の具の盛り上がりや筆のタッチに直接触れられるというのは絵画ファンにもたまらない機会と言えるでしょう。

今後はインクジェット技術を建材やインテリアにも応用か

リコーはこのような技術を複製画だけではなく、建材やインテリアなど産業用途にも拡大していくとのことです。身近なインクジェット技術がどのような展開を見せるのか、とても気になりますね!

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