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極薄・美麗なA4カラーLEDプリンタ―・・・

極薄・美麗なA4カラーLEDプリンタ――「COREFIDO C530dn」がビジネスを変える!

「現場に、愛を。」のキャッチフレーズを掲げるOKIデータのLEDプリンタ「COREFIDO」シリーズに、世界最薄※1のA4カラーモデルが登場。その実力を隅々までチェックする。
「COREFIDO」シリーズから低価格帯のA4対応モデルがデビュー
tm_1006c530dn_01.jpg 2010年5月に発表された「COREFIDO」シリーズA4カラーモデル3機種のうちの最上位機となる「C530dn」

 OKIデータのプリンタといえば、DTPやデザインといった分野で定番の「MICROLINE」シリーズや、全米で圧倒的なシェアを持つ業務用のドットインパクトプリンタが有名だ。同社はこうした特定分野に強いプリンタメーカーのイメージが強かったが、2008年にはビジネス向けページプリンタ市場を狙い、新たなブランドを投入してきた。それが「COREFIDO」(コアフィード)シリーズである。

 同社のプリンタメーカーとしての歴史は、OKIのプリンタ開発部門時代から数えて30年と実に長い。COREFIDOシリーズは、長い歴史によって培われた高い技術力を惜しみなく投入し、なおかつ手ごろな価格に抑えた戦略製品といえる。本シリーズが5年間と長期の無償保証期間による高い信頼性を誇るのも、その歩みを知れば納得できるはずだ。

 そんなCOREFIDOシリーズの製品ラインアップに、A4カラー印刷対応の「C530dn」「C510dn」「C310dn」と、A4モノクロ印刷対応の「B431dn」「B411dn」が新たに加わった。これら5モデルはいずれも6月下旬に出荷される予定だ。2008年に7モデルで始まった COREFIDOは、およそ2年を経て、A3カラー複合機、A3カラー、A4カラー、A4モノクロ機まで合計12モデルを擁する一大ブランドに成長している。

 新モデルで特に注目したいのは、市場が拡大している6万円台半ばから10万円以下のA4カラーページプリンタ市場に向けた3モデルだ。今回はその最上位機であるC530dnをいち早く入手できたので、さまざまな角度から実機をチェックしていこう。
世界最薄、しかもビジネスプリンタなのに美しい
tm_1006c530dn_02.jpg 500ミリリットルのペッドボトル(高さ約207ミリ)と並べてみても、35ミリ程度高いだけ。カラーページプリンタとしては非常に薄い

 C530dnにおける最大の特徴は、何といっても本体の薄さだ。高さ242ミリとA4ページプリンタでは世界最薄※1をうたう。

 これにより、SOHO環境や店舗、窓口業務などで袖机や目立ちやすい場所に設置しても圧迫感がない。標準的なページプリンタをデスクサイドに置いて使う場合、印刷物を取るのに立ちあがったり、中腰になる必要があるが、C530dnならばイスに座ったまま手を伸ばすだけで印刷物が無理なく取れるため、実に快適だ。

 洗練されたボディデザインも魅力といえる。本体は角部に丸味を持たせ、凹凸をできる限り廃した柔らかな印象だ。インタフェース部にカバーを設けて見えなくするなど、細部にまでこだわった360度デザインによって、外観上のノイズを極力減らしており、違和感なくオフィス空間に溶け込んでくれる。

 具体的な本体サイズは410(幅)×504(奥行き)×242(高さ)ミリで、重さは約17.4キロとなっている。持ち運びやすいように両サイドの下部に持ち手用のくぼみがあるので、成人男性1人でも楽に設置できるだろう。カラーページプリンタといえば、大きくて重い製品も多いが、C530dnの手軽さは個人で購入する場合でもありがたい。
tm_1006c530dn_03.jpgtm_1006c530dn_04.jpgtm_1006c530dn_05.jpg C530dnの前面、側面、背面。未使用時の状態ではフラットなフォルムで、360度どこから見てもスッキリ仕上がっている

tm_1006c530dn_06.jpg 従来モデルに比べた場合、LEDのチップ幅を22%削減した新LEDプリントヘッドを搭載する

 極薄ボディを実現できた大きな要素としては、新開発のLEDプリントヘッドが挙げられる。電子写真方式のページプリンタには、レーザー方式と発光ダイオードを使ったLED方式の2種類があるが、OKIデータはLED方式を世界で初めて開発した、いわばLED方式の元祖だ。一貫してLED方式を長期に渡って開発・進化させてきた経緯がある。

 その集大成となるのが、今回の新型LEDプリントヘッドだ。非常にコンパクトに仕上がっており、本体の薄型化に貢献している。さらに、各色で独立していたイメージドラムユニットを4色一体型とし、各イメージドラムユニット間の距離を縮め、廃トナーボックスを1カ所にまとめたことで、高さで約10センチ、容積で約4割の小型化を実現した。もちろん、ここまで薄型化できた背景には、LEDプリンタ自体がレーザープリンタに比べて、シンプルな構造にしやすいというメリットも挙げられる。

 新型LEDヘッドは下位モデルのC510dn/C310dnにも搭載され、3モデルとも高さは242ミリと非常に薄い。本体の薄型化により、高さが139ミリあるオプションのセカンドトレイユニットを増設しても、合計380ミリと一般的なA4カラーページプリンタと同程度に収まる。

※1 カラーLED/レーザープリンタの高さにおいて世界最薄(オペレーションパネルの突起部含まず)。2010年4月現在、OKIデータ調べ。
薄型化しても良好な使い勝手、メンテナンスも楽々
tm_1006c530dn_21.jpg 操作パネルは天面の右下に集約。青く光る液晶モニタはデザインのアクセントにもなっている

 新設計のボディは薄さと美しさに加えて、使い勝手にも工夫が見られる。一例としては、操作ボタンや液晶モニタを本体の天面右下に集約することで、プリンタの周囲をグルグルと見渡したり、動き回る必要がなく、1カ所で操作が可能だ。中央にOKボタンを配置したドーナツ型のメニューキー以外は、各ボタンに明確な役割が割り当てられているので、一度覚えてしまえば操作で迷うことがない。

 紙詰まり時やトナー交換などのメンテナンスも楽に行える。前面にある開閉ボタンを押すと、トップカバー全体が上部に大きく開き、トナーや感光ドラム部分が顔を出す。トナーは前から黒/シアン/マゼンタ/イエローの順に並ぶ。この部分はバスケット方式のユニット構造を採用しており、ハンドルを握って、トナーとドラムまでを一度に手間いらずで取り出すことが可能だ。ドラムユニットの下部にある用紙搬送ベルト部分もユニット構造になっており、容易に取り外せるのは見逃せない。

 こうした着脱式ユニットのおかげで、紙詰まりが発生した場合は、基本的にドラムユニットを外すだけで、詰まった紙を簡単に排除できる。もし自動両面印刷で紙が詰まっても、用紙搬送ベルトユニットまで外せば、用紙の搬送経路が丸見えになり、詰まった紙を手軽に取り除けるのがいい。LEDプリンタの特徴であるシンプルな構造は、メンテナンス性にも生きているのだ。もちろん、紙詰まり自体が起こりにくいよう、設計時には用紙の搬送についても配慮したという。
tm_1006c530dn_07.jpg 天面の円いボタンを押すとカバーが開き、バスケット方式のイメージドラムユニットが現れる
tm_1006c530dn_08.jpg 左右にハンドルが付いたバスケット方式のイメージドラムユニットは丸ごと取り出せる
tm_1006c530dn_09.jpg イメージドラムユニットを取り外した状態。用紙搬送ベルトユニット全体が露出し、詰まった紙を簡単に取り出せる

tm_1006c530dn_10.jpg 用紙搬送ベルトユニットもイメージドラムと同様、左右のハンドルを握って持ち上げれば、簡単に取り出せる仕組み
tm_1006c530dn_11.jpg 用紙搬送ベルトユニットを取り外した状態。これでベルトの下側に紙が詰まった場合も手軽に排除することが可能だ

高性能&多機能を薄型ボディに凝縮

 プリンタとしての基本性能や機能も充実している。エンジンはタンデム方式なので、カラー/モノクロの印刷速度はそれぞれ26ppm/30ppmと非常に速いことに加えて、印刷解像度は最大600×1200dpiと高精細だ。

 本体下部にある給紙トレイはA4普通紙で280枚、前面側に用意されているマルチパーパストレイはA4普通紙を110枚、合計で390枚セットできる。オプションのセカンドトレイユニットと合わせれば、最大で970枚もの大容量給紙が行えるようになり、印刷頻度の多い部署などでも余裕を持って運用できるだろう。

 さらに、この薄さで自動両面印刷機能まで標準搭載しているのだから驚かされる。また、前面側に設けられたマルチパーパストレイと背面に設けられた排紙トレイを開けば、用紙を曲げずにフルフラットな印刷も可能だ。これにより、曲がっては困るような用紙や給紙トレイに収まらない長尺用紙(1320.8 ミリまで)などの印刷もこなす。
tm_1006c530dn_12.jpg 本体下部にある給紙トレイはA4普通紙280枚をセットできる
tm_1006c530dn_13.jpg 前面のマルチパーパストレイを開けば、A4普通紙を110枚給紙が可能。もちろん、はがきや封筒など、A4用紙以外をセットしてもいい
tm_1006c530dn_14.jpg 背面に設けられた排紙トレイを開いて、前面のマルチパーパストレイから紙を曲げずに長尺印刷を行うこともできる

 PC接続用のインタフェースは、100BASE-TXの有線LANおよびUSB 2.0を装備し、ネットワークに接続して複数のPCから印刷することも容易だ。

 WindowsとMacの幅広いOSへの対応に加えて、ビジネス向けモデルながら、HPのプリンタ言語であるPCL5cやアドビシステムズの PostScript3をエミュレートする機能、さらにWindows Vista以降で標準となったXPSドキュメントにも対応しており、それら向けのプリンタドライバが個別に用意されるほか、印刷物の背景に地紋を印刷するセキュリティ印刷や、PDFファイル出力、色見本印刷ユーティリティを備えるなど、ソフトウェア環境も至れり尽くせりだ。
tm_1006c530dn_15.jpg PC接続用に100BASE-TXの有線LANおよびUSB 2.0を装備。これらの端子はカバーを開くと現れる
tm_1006c530dn_16.jpg ケーブルを接続した後、カバーを閉じてしまえば、このように見た目がすっきりとまとまる
tm_1006c530dn_17.jpg カバー内には増設用メモリスロットもある。標準メモリは256Mバイトで、768Mバイトまで拡張可能だ

速度はホンモノ、印刷品質はLEDならではの美しさ

 それでは、実際にC530dnのカラー26ppm/モノクロ30ppmという出力性能を検証しよう。テストは、Word 2007(JEITA J1/J9印刷)の印刷画面で「OK」をクリックした瞬間から最後の用紙が排出されるまでの時間を計測した。プリンタドライバの設定は、ソートや拡大/縮小の機能がオフで、標準のままだ。プリントエンジン本来の性能を見るため、ファーストプリントの時間は引いて、カラー26部およびモノクロ30部の印刷速度を算出している。各スコアは5回計測した平均値だ。

 結果は下表の通り。ファーストプリントを含まないプリントエンジン本来が持つ速度は、カラー/モノクロが26ppm/30ppmの公称値を上回る好結果が得られた。

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