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リコー、バイオマス由来のトナーを使った複合機
リコーは、メーカー純正品として世界で初めて開発したバイオマス(生物資源)材料を使ったトナーを採用したデジタルモノクロ複合機「imagio(イマジオ)MP 6001GP」を発売する。トナー成分の25%がバイオマス由来だ。
トナー成分の約80%を占める樹脂の材料は石油由来の材料が一般的。新開発の「for Eトナー」は、樹脂を含めたトナー成分全体の質量比で25%をバイオマス由来にした。
使用済みのコピー用紙は、付着しているトナーを取り除いて再生紙となり、取り除かれたトナーの焼却処分の際にCO2が排出される。新開発のトナーなら、バイオマス成分がカーボンニュートラルであるため、その分のCO2排出を抑えられる計算になる。
imagio MP 6001GPは、新トナーの採用のほか、バイオマス由来のプラスチックを本体カバーの一部に使ったり、印刷待機時に使用していた電力の一部を大容量蓄電デバイスに蓄えて効率活用する独自の省エネ技術を投入するなどして環境負荷低減を進めている。
今回の新トナーは樹脂成分の一部がバイオマス由来だが、さらに今後、100%バイオマス由来を目指してトナー開発を進める。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20091113/102637/