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コニカミノルタビジネステクノロジーズは、独自開発の環境対応樹脂「新ポリマーアロイ再生PET」と植物由来のバイオプラスチックを初めて使用したデジタルモノクロ複合機「ビズハブ602/502」を2月中旬に発売する。製品のライフサイクル全段階でのCO2排出量を削減し、環境負荷を低減する。
新ポリマーアロイ再生PETは、これまでブレンドすることが困難だった耐熱性の高いポリマーをPET廃材に均一に混ぜ、ガラス繊維などの無機物添加材を 使用することなく、強度と難燃性、加工のしやすさを備えることに成功した。併せて植物由来のバイオプラスチックを使うことで材料の調達段階から石油資源の 使用料やCO2排出量を削減する。
複合機で最も電力を消費する定着の機構にはIH(誘導加熱)技術を採用し、定着ローラー全体ではなくローラーの表面だけを素早く発熱させる仕組みにして 消費電力を削減する。さらに、低温で定着する独自のデジタルトナーを使用して省エネを促進する。トナーの原料には、植物由来成分を使っている。
モノクロ複合機だが、カラースキャナーとカラーインターネットファクス機能を搭載し、オフィスのコンピューター導入費用の削減や、生産性向上を実 現する。カラー複合機と同レベルの高性能な画像処理エンジンを搭載したことで、薄細線や写真の再現性も向上させている。環境性能とコスト削減をアピールし て販売していく。